叶わない再会
今週のお題「お父さん」
私には父親がいません。
いきなり衝撃的な言葉を綴ってしまいすみません。
父親がいない環境で育った人は私以外にもいるでしょうから、そんなに珍しい事ではないかな?
いないと言っても理由は人それぞれだと思います。
離婚した、死別した、気付いたらいなかった…
あまり深掘りするのはやめておきましょう(^^;;
私は小学校低学年の時に父親を亡くしました。
以前、父親との思い出を聞かれた事があったのですが、思い出らしい思い出がほとんど思い出せませんでした。
唯一覚えてたのが、家で怒られてた場面(何で怒られてたかまでは思い出せない)。
あとは一緒にいるのが病院だったという事だけしか思い出せなかったのです。
病気でずっと入院してたので、そのイメージがかなり強く頭の中を占めています。
亡くなった時も、周りの大人がすごく泣いてて、子供ながらに状況を理解するだけで精一杯でした。
今思えば、理解してるようで実はできていなかったのかもしれません。
そんなこんなで、女手一つで育ってきた私ですが、厄介な事に父親が居ない寂しさを実感することようになったのは大人になってからです。
それこそ20歳を過ぎてから。
実生活やテレビとかで誰かが父親の話をしているのを聞いて「あ、私には父親がいないんだ…」と無性に寂しさが込み上げてきました。
誰もいない時に涙したりとかもしました。
何と表現したらいいか迷いますが、父親と話がしたくなったという言い方が1番近いかな。
実際にはあったと思いますが、私の記憶の中では父親との会話がほとんど無かったし、良い子と呼べるかどうかも微妙な感じでしたので、私の事をどう思っていたのかその辺の事を聞いてみたくなりました。
今1番会いたい人は?と聞かれたら父親ですね。
実際に聞かれても、父親とは答えないですけど心の中ではそう思っています。
絶対叶わない再会ですけどね。
最後までお読み下さりありがとうございました‼︎